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アヤコ (日本) はじめまして!今回からEUサークルに加わりました小林亜也子です。 現代国際関係における一つの興味深い事象、欧州統合にとても興味を持っていて、2010-2011年度はこの研究を深めるためにフランス・グルノーブル政治学院で勉強してきました。現在は冷戦後の安全保障政策における欧州統合論、独仏カップルの役割、東アジアにおける地域共同体設立の可能性といったキーワードとともに卒論の執筆におわれています。 留学中、欧州統合を間近に感じ、グルノーブル政治学院で優秀な教授陣に囲まれフランス人学生や他の留学生と欧州統合に関して、世界問題に関して、政治に関して議論し、論文を作成し、試験を受け、エクスポゼを行ったことは大変でしたがとても有意義なものとなりました。さらには、様々な国の学生と交流し、生活を共にし、心からわかりあえる大切な友人たちに出会えたことは、私の人生において最高の宝物となりました。世界は小さく、まるで国境などないように、手を取り合って友人関係が築ける、また欧州統合だけではなく世界が抱える問題・課題を共に考えていく、自分が地球市民であることを実感した年でもありました。 今回はそんな私が留学していたフランス南西部、リヨンの近くに位置するグルノーブルという町を少し紹介したいと思います。 グルノーブルは、アルプスの麓にある山岳都市で、四方八方を雄大な山々に囲まれています。写真はグルノーブル名物のバスティーユ城砦を登った所から見下ろした街並み。ちなみにここ一帯のローヌ・アルプ地方は伝統的に左の政治思想を持ち、共産党の勢力も強い。エコロジストも多い。原発の数も多い。 良質なスキー場が数多く片道バスで1時間以内の所に点在。私もこの地でスキーとスノーボードを始めました。学生のために格安で往復バスと無料でスキー・スノーボードのクラスを提供してくれるありがたいシステムがあるため、1月から3月にかけては2週間に1回ほどのペースで通っていました。雄大なアルプス山脈の景色はまさに絶景。自然が持つありのままの美しさを実感しました。写真は、Les Deux Alpesという非常に大きくよく整備されたスキー場。 キャンパスも広々。春はここでピクニックをよくやりました。グルノーブルの町に隣接する形で一種の大学町が形成され、多くの大学や高等教育機関、研究機関が隣接している。正面奥は科学の図書館。他にも文学の図書館などがある。私の通っていた政治学院は右奥(ほとんど見えない)。大学ではなくグランゼコールのため規模は小さく、その分先生と学生、学生間の距離が近く、また面倒見も非常に良いのでとても快適に充実した日常を過ごすことができました。 続きは来月になりますので、楽しみにしていてください!
by eucircle
| 2011-10-05 17:02
| アヤコ (Japan)
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